富士フイルムホールディングス

CSR活動報告

サプライチェーン

環境?倫理?人権等のCSR基盤をサプライチェーン全体にわたり強化する

2018年度の主な活動

【目標】持続可能な調達の推進
[写真]中国でのサプライヤー説明会の様子

中国でのサプライヤー説明会の様子

  • 中国の機械組み立て系工場サプライヤーへの(社内の専門スタッフによる)専門訪問診断、及び問題点の改善支援開始(富士フイルム)
  • お取引先トラブル起因のラインストップゼロの達成?FXシンセン【4年連続】、FXハイフォン【3年連続】(富士ゼロックス)
  • 紛争鉱物来歴調査回収率100%(顧客要請が高いドキュメント事業において)
【目標】生物多様性に関わる法規制への対応
  • 社内規則に基づき、製品設計段階から生物資源調達に関するリスクアセスメントを実施継続(2010年2月より)

  • 経済産業省「名古屋議定書対応タスクフォース委員会」に参画、最新の法規制動向を収集(2014年度より継続参画)

  • 重要商材の「用紙」調達について、社内規程?ガイドラインに基づくリスクマネジメントを実施継続(2012年より)

【その他の活動】
  • 2018年6月、CSR委員会(現ESG委員会、委員長は社長)での「富士フイルムグループ人権声明」承認、公表

  • 2019年4月、富士フイルムグループ企業行動憲章?行動規範を改定し、人権の尊重に関する記載を強化。人権声明の周知を含む教育を開始。

  • 改めてグループ全体の人権影響評価を実施し、重点的に取り組む人権課題を決定

  • 自然資本プロトコル*1 に沿った用紙に関する自然資本評価の実施

  • *1 自然資本プロトコル:自然資本連合(NCC)がまとめた、自然資本への影響や依存度を計測?価値評価し、意思決定や戦略につなげるための標準化した枠組み。2016年7月に初版発行

今後の活動&目標

  • 中国組み立て系工場サプライヤーへの専門訪問診断定着、及び改善支援活動のさらなる強化(富士フイルム)

  • 紛争鉱物来歴調査の回収率95%以上の維持、さらなるデータ精度の向上(顧客要請が高いドキュメント事業において)(富士ゼロックス)

  • 2018年度活動の継続による、調達に対する生物多様性リスクマネジメントの徹底継続?強化

  • 自然資本プロトコルに沿った事業評価の拡大

  • 重点的に取り組む人 権課題(特定された人権リスク)に対する予防?軽減策の強化と進捗のモニタリング

富士フイルムグループはCSR調達活動を強化するため、さまざまな活動をおこなっています。

紛争鉱物、人権、生物多様性についての2018年度の活動は、マネジメント編に掲載しています。

「サプライチェーン」への第三者意見

富士フイルムグループの中でも、富士ゼロックス(FX)のCSR調達は、各拠点でのCSR調達の専門チームを組織するなど、非常に成熟しています。国際スタンダードであるRBAをベンチマークし、セルフアセスメントのみならず、現場での専門的なアドバイスを継続的に行うなど充実しています。その結果、リスク対応のみならず生産性の向上に結びつけることに成功しているのは特筆すべき成果といえるでしょう。同時に、用紙の調達といったFX独特の課題への対応にもきちんと目配りされています。

一方、富士フイルム(FF)のCSR調達は、現時点ではまだ導入期にあるように見えます。今後、FXに準じた取り組みが期待されますが、同時に、FFのビジネスの多様性に鑑みると、サプライヤー工場の管理のみでは、必ずしも十分でありません。人権デューディリジェンスのサプライチェーンリスク評価がまだ一般的レベルに留まっており、FFのビジネスに関するリスク特定が不十分に思われますので、今後は、この部分も含めた取り組みの強化を期待します。

[写真]ロイドレジスタージャパン株式会社 取締役 冨田 秀実 氏

ロイドレジスタージャパン株式会社
取締役
冨田 秀実 氏

プロフィール
東京大学工学部物理工学科卒。プリンストン大学工学部化学工学修士修了。ソニー(株)で、CSR部発足当初から統括部長としてサプライチェーンマネジメントを含め、CSR全般の統括責任者を務める。その後、ロイドレジスターグループ入社、現在、ロイドレジスタージャパン(株)取締役。ISO 26000、ISO 20400、 GRIスタンダード、東京オリンピック?パラリンピック持続可能な調達コード等、国内外の規格等の策定に多数参加

第三者意見を受けて

当社の取り組みに関して、ご意見をお寄せくださりありがとうございます。

電子電機業界に属するFXは、早くからCSR調達に取り組んできており、近年はお取引先だけでなく、自らの生産性向上においても大きな効果をあげています。FFにおいても化学物質管理の視点を含め、事業特性を考慮しながら、古くからお取引先との連携を進めてきましたが、今後、グループ全体でのレベルアップに向け、FXの知見などを活用し、さらに取り組みを充実させていきたいと考えています。

 

(富士フイルムホールディングス ESG推進部)

 

分野 重点課題
環境 気候変動への対応 詳しく見る
資源循環の促進 詳しく見る
エネルギー問題への対応 詳しく見る
製品?化学物質の安全確保 詳しく見る
働き方 多様な人材の育成と活用 詳しく見る
お客さま応対 お客さまの声を反映した製品?サービス 詳しく見る
社会貢献   詳しく見る

富士フイルムグループのCSR活動をサプライチェーンの観点でまとめると下図のようになります

サプライチェーンに関するCSR活動の全体像
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